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新任教員研修 オンラインで初開催

教育開発・支援センター(センター長=千田亮吉副学長〈教務担当、商学部教授〉)は7月18日、オンライン会議システムZoomを活用した新任教員研修を開催し、2019年9月20日以降に任用された新任教員のうち54人がオンラインで参加した。

この研修会は新任の専任教員および特任教員を対象として、本学の教育理念などの理解を促すとともに、教員自身の自己啓発意欲を高めることなどを目的に、2003年から継続的に実施されている。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月に予定されていた研修は中止となり、初のオンライン形式での開催となった。

自宅から参加した大六野耕作学長が研修会の冒頭、あいさつに立った。大六野学長は明治大学の歴史や建学の精神を紹介し、「先生方の自由な研究や、新たな独自の教育方法を歓迎します。自由な学校を守っていくために、皆さまの力をお貸しください」とメッセージを送った。

続いて、乾孝治副学長(研究担当、総合数理学部教授)が「本学における研究の現状について」、小野島真副学長(入試担当、政治経済学部教授)が「本学の入試概要」をテーマに説明を行った。

その後、出席者の意見交換会を挟み、研修の後半は人権教育・啓発専門委員会と共催の本学教職員を対象とした人権講演会として、新任教員に加え専任教職員にも公開された。キャンパス・ハラスメント対策委員会の重田園江委員長(政治経済学部教授)と、心理臨床センターの伊藤直樹センター長(文学部教授)を講師として、「大学におけるハラスメント—注意すべき点」、「本学における学生相談の現状と学生対応のポイント」と題した講演が行われた。