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未来サポーター募金活用状況ご報告

各資金における2019年度の活用状況をご報告申し上げます。皆さまのご意思が明治大学の活動にどのように活用されたか実感していただければ幸いです。

奨学サポート資金

一人でも多くの学生が安心して学業に取り組めるように

○明治大学未来サポーター給費奨学生150人を採用



明治大学給費奨学金の採用者のうち、家計収入が少なく、特に経済支援が必要な学生に明治大学給費奨学金の給付額と、授業料年額1/2相当額との差額を奨学金として支給しました。

2017年度の学費改定以降、給付規模を縮小することなく、採用者数150名を維持できているのは、寄付者の方々の御支援により、奨学サポート資金の財政基盤が安定化しているからこそです。

今後も適切な資金計画の基に、学生にとって有益な奨学金事業を推進してまいります。

国際化サポート資金

明治から世界へ。世界から明治へ。 世界に挑戦する学生を支援します



①国際化サポート外国人留学生奨励費
本学に在籍する外国人留学生の学習奨励を目的として、成績優秀な外国人留学生18名に対し奨学金を支給しました。

②国際化サポート海外留学奨励金
国際化サポート海外留学奨励金として、海外留学する学生計194名に対し、奨励金を支給しました。

③国連ユースボランティア予防接種助成
国連ユースボランティア派遣者1名に対する予防接種費用の助成として支給しました。 

④マレーシア日本国際工科院(MJIIT)授業料助成/奨学金
MJIITに留学した学生1名に対する授業料助成あるいは留学期間中の奨学金を支給しました。

⑤アンバサダーラウンジ運営費
日本人学生と留学生(主にマレーシアからの留学生)との交流促進、留学生の生活指導、就職支援等を図るため、交流会「Ambassador’s Lounge」を開催しました。

研究サポート資金

最先端の研究を「明治」から



研究・知財戦略機構を基盤として、幅広い研究を展開するための資金となります。「明治大学の研究」を支え、人類の繁栄と社会の発展のために役立ててまいります。

○バイオリソース研究国際インスティテュート(略称MUIIBR、所長=長嶋比呂志・農学部専任教授)の研究活動推進経費
先端医療の究極の目標である臓器再生、稀少・難治性疾患の原因解明や治療、高齢者の健康年齢向上の鍵を握る骨・軟骨障害の克服など、社会のニーズの大きな課題に対して、大型実験動物であるブタを用いたトランスレーショナル・リサーチという切り口から取り組んでいます。これらの取り組みには、本資金により整備したMUIIBRの学外研究拠点が大きな役割を果たしています。

スポーツサポート資金

体育会各部の強化に役立てます。支援する部を指定できます

2019年度は体育会全般と24部でこの資金を活用しました。主な活用内容は下記の通りとなります。

○ラグビー部 



奨学金支給(ラグビー部内規)、ウエイトトレーニング器具購入費、トレーニング施設床整備費

○射 撃 部 



スモールボア用弾薬購入費、エアライフル用弾薬購入費、部車購入費、冬季強化合宿交通費、スモールボアライフル弾薬購入費

○端 艇 部



エイト新艇購入費

○競 走 部 



夏季合宿交通宿泊費、競歩ブロック強化合宿宿泊費、短距離ブロック強化合宿宿泊費、フィジカルトレーニング業務委託費

○硬式野球部



春季合宿宿泊費
他に、柔道部・弓道部・水泳部・馬術部・ボクシング部・スキー部・自動車部・航空部・バレーボール部・体操部・ヨット部・ソフトテニス部・ウエイトリフティング部・ゴルフ部・拳法部・合気道部・アーチェリー部・自転車部・明大スポーツ新聞部でこの資金を活用しました。

キャンパス整備サポート資金

各キャンパスの施設整備・充実のために



本学の長期ビジョン(世界へ-国際人の育成と交流のための拠点 世界で活躍する強く輝く「個」を育てる教育研究の実現)の実現を具体化するため策定した明治大学中期計画第2期(2018~2021年度)及び2019年度予算をもとに、活用を予定していました和泉第一校舎のエレベーター1・2号機更新工事に一部充当いたしました。

キャンパス整備サポート資金を活用することにより、快適で安全な教育・研究活動環境の提供に繋がっております。

なお、未充当のものについては、引き続き明治大学中期計画2期(2018~2021年度)によって計画・実施される事業のために積立てさせていただきます。