Go Forward

筆者は春学期のためにトータルで何十時間というビデオを自宅で撮った。学生にオンデマンド授業を提供したのち、自分の講義を自分で視聴してみた。知識の伝達という意味で一定の役割を果たしていることは間違いないが、正直に言って、こういうものを延々と視聴する作業は別に楽しくないな、と思った。

一方で、筆者は普段から大量のYouTube動画を見ている。こちらの視聴は延々と見たとしてもおしなべて楽しい。自分の知りたい情報についてだけ視聴しているから、ということもあるだろうが、有名ユーチューバーの提供するものからは、知見や情報を得るという目的が達成できるうえに、視聴することによりモチベーションがもらえる気がする。

有名ユーチューバーにおもねることを善しとするわけではないが、秋学期のビデオ収録では「明るい声であいさつする」「トピックごとにビデオを小分けにする」「フリートークやおまけの話を入れる」くらいはやってみようと思う。まだまだ続くコロナ禍での、お互いのモチベーションのために。