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経営学部・高橋ゼミの取り組みが香取市から認定

香取市さわら町屋館で開催された「あやめマルシェ」の様子(2019年度

経営学部高橋正泰ゼミナールの取り組みが、6月1日、千葉県香取市の「ちば香取のすぐれもの」として認定を受けた。これは、香取市が農業収入の増加や農業から派生する産業の創出を目指して、香取市産の魅力ある商品等を認定し、加工品や食材の販路の拡大を図っているもので、香取市農産物販売促進協議会長でもある香取市の宇井成一市長から認定証が贈られた。

高橋ゼミは、経営学の観点から地方活性化に取り組み、昭和女子大学グローバルビジネス学部の髙木俊雄ゼミと合同で、2019年6月から香取市において野菜の生産や販売を行う「あやめマルシェ」の活動を行ってきた。この活動は香取市の農家、企業、社会福祉法人、自治体などからさまざまな支援を受けて実施してきた。

2020年に入り新型コロナウイルス感染拡大を受け、活動支援者の農家が生産する一般消費者やレストラン向けの野菜の需要が縮小し、販売できないまま廃棄処分せざるを得ない状況となった。そこで、両ゼミは「あやめマルシェ」の取り組みの一環として、困難に陥っている地方の生産者と都市部の消費者をつなげ、生産者の新たな収入を増やすことを目的としたオンラインショップ「Social Store」を立ち上げ、新鮮な野菜と地域の名産品の販売を開始した。これらの取り組みが評価され、今回の認定につながった。

認定を受け、高橋ゼミの岡田天太さん(経営学研究科博士前期課程1年)は、「香取市の地域活性化に認定されることになり、とてもうれしく思います。『Social Store』は私たちなりの社会貢献の形です。多くの方にアクセスしてご覧いただきたいです」と喜びのコメントを発表した。


オンラインショップ「Social Store」
https://kakewa.work/