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和泉ボランティアセンターの学生の活動が杉並区の広報誌に掲載 — コロナ禍の高齢者にメッセージ

学生が書いたメッセージカード

和泉ボランティアセンターの活動が、和泉キャンパスの所在する杉並区の保健福祉部発行の広報誌『杉並ぐるる』2020年8月発行号に掲載された。

和泉ボランティアセンターは学部やサークルを問わず多様な学生が在籍。地域の福祉団体との交流などの活動を行っているが、そのひとつとして、年3回実施されている杉並区在住の高齢者とのお茶会がある。これは、ボランティアセンターの学生が区内の福祉支援センターや地域のボランティアの協力のもと、高齢者の方と一緒に楽しめるレクリエーションを企画・運営している取り組み。

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響によって中止となったが、その代替措置として、これまでのお茶会で学生が参加した高齢者に渡していたメッセージカードを、自宅宛に届けることを計画。学生16人が3枚ずつカードを書き、福祉支援センターのスタッフの協力で約50人の高齢者宅にポスティングされた。この取り組みがこのほど『杉並ぐるる』に掲載された。

その後、センター宛に「またお茶会に参加したい。学生さんによろしく」などといった高齢者から感謝の電話が複数件寄せられた。学生ボランティアの籔田征也さん(理工学部3年)は、「お茶会が再開したら皆さんとたくさんお話ししたい」と語り、今後の活動に意欲を見せた。