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男女共同参画推進センター 「働きがいと働きやすさの両立」をテーマに講演会

講師を務めた法政大学の武石教授

男女共同参画推進センターは11月18日、駿河台キャンパス・グローバルホールで、教職員を対象とした講演会「職場における取組の課題~働きがいと働きやすさの両立を図る~」を開催した。会場では、ドアを開放し、座席間を広く取るなどの感染症感染防止対策が行われ、さらに、オンライン会議システムZoomで同時配信が行われるハイブリッド型の講演会として実施された。

冒頭、センター長の浜本牧子副学長(学務担当、農学部教授)があいさつに立ち、「センター開設から6年間で最も難しいと感じたことは『意識を変える』ということ。今回の講演会を皆さんの意識改革につなげられれば」と期待を込めた。

講師は法政大学キャリアデザイン学部の武石恵美子教授が務めた。人的資源管理論や女性労働論を専門とする武石教授は、若手職員、育児、介護などをキーワードとして、大学教職員の職場における働きがいと働きやすさの両立について解説。「教職員が働きがいを感じながら楽しんで働いている姿は、将来社会に出る学生にとってロールモデルになる」として、職場としての大学におけるダイバーシティ推進の重要性を説いた。

講演会の最後には、田部井茂総務担当常勤理事が登壇し、「本学の課題はまだ山積している状況。今回の講演会をきっかけに、教職員の皆さんとダイバーシティ&インクルージョン推進に取り組んでいきたい」と締めくくった。