国家公務員総合職試験合格者９人に報奨金を授与

国家試験指導センター行政研究所（所長：西川伸一政治経済学部教授）は2020年11月30日、2020年度国家公務員総合職試験に最終合格した21人のうち、同研究所所属学生または講座受講生９人への報奨金授与式を、駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで執り行った。

式典の冒頭あいさつに立った西川所長は、新型コロナウイルス感染拡大による試験日程の延期などを乗り越え合格した９人への祝福の言葉とともに、明治大学校歌の歌詞を引用し、「『権利自由』『独立自治』と『刻苦研鑽他念なき』の精神を胸に、公務員としての職務にまい進してほしい」と激励した。

続く大六野学長は、「今回のコロナ禍のような大きな危機が訪れると、従来までの常識が通用しない」とした上で、「自分の学んできたことをどうやって生かせるかということを考え、日本を支える公務員になっていただきたい」と合格者の今後の活躍に期待を込めた。

合格者を代表して謝辞を述べた井俣早瑛さん（法学部４年、人事院内定）は行政研究所をはじめ関係者への感謝を述べた上で、「合格はゴールではなく、ようやくスタートラインに立ったところ。明治大学の名に恥じぬよう精進していきたい」と決意を述べた。

今回、報奨金を授与された学生９人は以下の通り（敬称略）。
▽有賀俊裕（農４）▽井俣早瑛（法４）▽川﨑瞳（法４）▽木挽真優（法４）▽髙畠慎太朗（政経４）▽豊田遥（政経３）▽丸岡龍平（政経４）▽宮原恵里菜（政経４）▽横山秀弥（農４）