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駿河台キャンパスに「子どものこころクリニック」が開院 —児童精神科診療と、学生に臨床実習機会を提供



駿河台キャンパス・研究棟3階に開院 診察室や相談室、集団療法室などの設備を備えている

心理臨床センターは1月15日、「明治大学子どものこころクリニック」を駿河台キャンパス内に開院し、児童精神科の診療を開始する。毎週水・日曜日以外の週5日(祝日・大学の休暇期間は休診)、各日とも10時から13時と14時から18時の7時間開院し、診療対象は初診時3歳から15歳の児童・思春期の子どもとその家族。

駿河台キャンパス近隣には児童・思春期精神科医療機関が不足しており、センターでの「心理相談」と「精神医療」が連携しながら子どもの成長・発達を支援する新しいクリニックを開設し、より幅広い社会貢献を目指す。さらに、同クリニックでは、大学院文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修や文学部心理社会学科臨床心理学専攻の学生に対し、臨床・実習など質の高い教育機会が提供できることとなり、本学はオリジナルの教育システムを有する公認心理師・臨床心理士養成大学として先進的な存在となる。

開院に当たり、院長の山登敬之文学部特任教授は下記のコメントを発表した。

このたび、「明治大学子どものこころクリニック」の院長に就任いたしました。真新しい施設で先進的な試みに挑戦できることを、大変うれしく光栄に感じております。また、当院の開設までにご尽力された先生方の熱意に敬意を表します。これまでの臨床経験を存分に生かし、大学教育と地域医療に貢献してまいります。