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いつもと違う「父母交流会」—オンラインで開催

開会記念講演会「北野家の訓え」北野大先生 無観客のアカデミーホール、連合父母会が寄贈した平山郁夫画「マルコ・ポーロ東方見聞行」の緞帳をバックに

連合父母会は昨年11月29日から12月19日の3週間にわたってオンライン「父母交流会」を実施した。メインテーマは「つながるカタチ」。

①「Zoomでつながるカタチ」、②YouTube等を使った「LIVEでつながるカタチ」、③大学の豊かなオンライン行事と連動した「関連イベントでつながるカタチ」の3種類。『ラグビー「明早戦」前日、八幡山グラウンドから生Live』『校歌誕生100年記念プロジェクト シンポジウム』など、20を超えるプログラムが実施された。一部は現在もアーカイブス配信されていて視聴できる。

第16回父母交流会は、例年開催されているスタイルとは大きく異なったカタチで実施された。コロナの収束を待つのではなく、デジタル技術を取り入れた「つながるカタチ」にチャレンジした。

開会式は11月29日、YouTubeライブ配信で挙行された。司会を務めた連合父母会の吉野由紀副会長は、神奈川県の自宅からZoomを使って画面越しに進行した。小林めぐみ連合父母会長も、兵庫県の自宅からあいさつ。学長および理事長からの祝辞も動画で配信された。

配信画面に登場した大六野耕作学長は、「困難にあっても諦めず、“前へ!”の精神をもって解決策を見いだしていく“明治魂”を見た思い」と賛辞を呈した。また、キャンパスの状況や授業については、「感染しない。感染させない。という原則を遵守しつつ、可能な限り早めに大学から状況をお知らせし、学生の皆さんやご父母の皆様にご理解いただけるよう引き続き努めていく」と鋭意、状況把握に努め、引き続き、迅速かつ適切に対応していくとした。

柳谷孝理事長は、連合父母会の「学生・教育活動緊急支援資金」への5000万円寄付に触れ、「災害やウイルスで学生たちの就学機会が奪われることのないようにファンドを設定した。困窮する学生たちにとって大変励みになる」と感謝の言葉を述べた。さらに、創立140周年記念事業として和泉キャンパスに建設される新教育棟の進捗状況を報告しつつ、「これからもご父母の皆様方と心の距離をより近くに保ちながら、コロナ禍においても学生の成長を一層支援していく」と力強く誓った。

開会式および記念講演会をはじめ、配信プログラムなどは、父母交流会特設サイト及び専用YouTubeサイトで公開中。
https://www.youtube.com/channel/UCSa9LBMcVENvQHeEBHOT5qg