Go Forward

新型コロナウイルスの発生から1年が過ぎたが、未だ収束の見込みは立たず、個々人、集団において蔓延防止を意識した環境下での生活が強いられている。対面での活動における制約は、仕事やプライベートでのコミュニケーションに大きな障壁となり、対面活動がいかに生活や経済活動の根幹をなしていたかということを痛感する1年であった。

その一方で、制約があるからこそ、コミュニケーションの方法を改善しようと意識する期間でもあった。Web型対話ツールは、従来型のコミュニケーション方法に、明らかに一石を投じた。対面活動で費やされる時間を良い意味で大きく節約し、場所を問わず多くのやり取りが完了できることが証明されたといえる。対面という武器に頼らず、いかにして気持ちのやりとりを可能にするかということが、新しい時代に求められるコミュニケーションスキルなのであろう。

必要不可欠な教育研究現場での対面活動は維持しつつ、時代の先端をゆく大学に進化しようではないか。明治大学の新時代を切り拓く勇者よ。さあ、一歩前へ!