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博士学位授与式で42人に博士学位を授与

駿河台キャンパス・アカデミーホールで挙行された 代表して答辞に立った豊崎さん(経営研)

2020年度博士学位授与式が3月27日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで執り行われ、42人(課程博士39人・論文博士3人)が栄誉ある学位を取得した。

式典には、小川知之大学院長をはじめ、大六野耕作学長、柳谷孝理事長、各研究科長らが列席。博士学位取得者一人ひとりに学位記を授与後、式辞に立った小川大学院長は、学術論文における「リポジトリ」(知的生産物の集積保存、貯蔵)について言及し、「今後の研究活動において、自分の専門分野の研究のみに邁進するだけでなく、その成果を一般の人に公開し、共有する『オープンサイエンス』についても考えながら、これからの世界を作っていっていただきたい」と激励した。

続いて、学位取得者を代表して豊崎仁美さん(経営学研究科)が答辞を務めた。豊崎さんは「心血を注いで集中した博士論文執筆の時期は、これから教育と研究に身をささげようとする私たちにとって不可欠な時間だった」とした上で、「先生方や同じ道を行く同志から厳しくも温かな励ましがあり、孤独な道のりではなかった」と感謝の言葉を述べた。