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日本語教育センターが「7週日本語コース」を初開講

中級コースでは漢字を使った授業も行われた

国際連携機構日本語教育センター(センター長=宮本真也情報コミュニケーション学部教授)は、2020年11月から12月にかけて、初の試みとなる「7週日本語コース」をオンラインで開講した。これは、明治大学の海外協定校の学生を対象に、オンライン会議システムZoomを用いて、日本語講座を7週にわたって受講費無料で行うという企画。案内開始から1週間という短い期間で募集定員の6倍以上の応募が集まり、抽選の結果、16カ国・地域の学生41人が受講した。

講座は、能力別に初級から中級まで5クラスに分かれ、会話を中心とした100分間の授業で、授業後半には明治大学に在籍する日本人学生との懇談の時間も設けられた。生きた日本語をすぐに使う機会があることに対して好意的な意見が多く集まり、最終的な出席率はほぼ100%となった。

センターは、世界中で移動が厳しく制限されている中、今後も新しい形での国際交流の機会を提供していきたいとしている。