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明治大学・関西大学・法政大学IRフォーラム 「コロナ禍におけるこれからの大学教育を考える」

3大学によるパネルディスカッション(左下が千田副学長)

明治大学、関西大学、法政大学の3大学は、3月6日、3大学合同IRフォーラム「コロナ禍におけるこれからの大学教育を考える—学生調査の結果から、何を学び、どう生かすのか—」をオンラインで開催した。本フォーラムは、2018年12月に明治大学・関西大学で共同開催して以来2回目。

第1部は、3大学による話題提供から開始。明治大学から千田亮吉副学長(教務担当、商学部教授)が登壇し、全3回の学生調査を踏まえた授業改善への取り組みに加え、学生の学習意欲・態度の変化を紹介しながら、この1年の授業運営を振り返り、ポストコロナにおけるオンライン授業のあり方について報告を行った。

その後、関西大学の山田剛史教授の進行でパネルディスカッションが行われた。パネリストとして、本学の千田副学長、関西大学の岡田忠克学長補佐、法政大学の川上忠重総長室付大学評価室室長が登壇し、学生調査を受けた授業運営方針の決定、学生の授業実態などについて議論された。議論の席で千田副学長は、翌年度の授業運営に関して「1年次のカリキュラムは導入教育など学生と密な関係を築くカリキュラム。この学年が2年次となって主体的に学習に取り組めるか注視したい」と述べた。

第2部は、「コロナ禍における学生調査の結果から今後の大学教育を考える」をテーマに、複数のグループに分かれてワークショップを実施。グループごとに共有したGoogleスプレットシートには、今後、求められる大学教育の姿がさまざまに描かれた。

当日は、全国の約230人の参加があり、参加者からリアルタイムの質問も活発に寄せられ、盛況のうちに終了した。
(教学企画事務室)