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「大学の世界展開力強化事業」最終成果報告会を開催

報告を行う田中教授

文部科学省の平成28年度「大学の世界展開力強化事業」に採択された明治大学の取り組み「CLMVの持続可能な都市社会を支える共創的教育システムの創造」最終成果報告会が、3月24日にオンラインで開催された。

この事業で、本学はCLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)やASEAN諸国の15大学と連携し、学生会議やFDワークショップなど5年間にわたってさまざまな取り組みを行ってきた。

報告会では、大六野耕作学長のあいさつに続き、田中友章理工学部教授から取り組み全体の総括が行われた。さらに、参加した3学部・1研究科(政治経済学部、情報コミュニケーション学部、理工学部建築学科、理工学研究科建築・都市学専攻)から代表教員が登壇し、それぞれの取り組みが報告された。

続いて、2020年度に実施されたJR高輪ゲートウェイ駅周辺地区のまちづくりをテーマにした国内版PBL型体験学習(本紙第746号既報)の記録動画が再生された。

最後に、これまでの取り組みに参加した学生の中から3人が登壇し、体験談を報告した。進行を務めた小室輝久副学長(国際交流担当、法学部教授)が、「これからも皆さんとアイデアを共有しながら、より良い教育研究の国際化、世界展開を進めていきたい」と締めくくり、報告会は終了となった。

国際連携機構および各部局では、補助事業終了後も15大学との交流を継続するとともに、培ったノウハウを生かして新たな交流プログラムの開発につなげたいとしている。
(国際連携事務室)