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第13回 お茶の水JAZZ祭オンライン

出演者による記念撮影(左が宇崎竜童氏、写真はどちらも「お茶の水JAZZ祭実行委員会」提供) 世界各国から多くの人が視聴した

社会連携機構が協賛する「第13回お茶の水JAZZ祭」が、3月27日から4月25日にかけて初の試みとなるオンライン形式で開催された。約3000人が視聴し、そのうち400人以上が日本国外からの視聴だった。

お茶の水JAZZ祭は、本学校友で音楽家の宇崎竜童氏(1969年法卒)が企画するライブイベントで、宇崎氏が所属する軽音楽サークルのOB会と千代田区内の有志とともに、母校への恩返しとお茶の水の街の活性化を目的として2007年度から毎年、本学アカデミーホールで開催されてきた。このほど大型台風とコロナ禍による度重なる延期を乗り越えて、オンライン開催が実現した。

ライブ映像はアカデミーホールで収録され、小野リサ氏、半﨑美子氏、ユッコ・ミラー氏など豪華アーティストによる迫力の演奏が配信された。

また、宇崎氏が道場主を務め、「音楽を通じた千代田区の町おこし」をコンセプトに活動している「明大町づくり道場」の学生によるプログラム冊子の制作や各アーティストへのインタビュー、Webプロモーションなどが行われた。学生らは対面での活動が制限される中、オンラインを活用したさまざまな取り組みを行い、JAZZ祭の開催を盛り上げた。

なお、今回のJAZZ祭をきっかけに、宇崎氏が代表を務める「お茶の水JAZZ祭実行委員会」からは、明大生へのエールを込めて、「明治大学学生・教育活動緊急支援資金」に50万円が寄付された。(社会連携事務室)