Go Forward

商学部・所ゼミがドミニカ共和国大使館を訪問

タカタ大使を囲んで(右が所教授)

商学部の所康弘ゼミナールの学生が、6月28日に駐日ドミニカ共和国大使館を訪れ、ロバート・ミキイ・タカタ・ピメンテル特命全権大使と意見交換を行った。

国際貿易・国際協力を研究テーマとする所ゼミでは、これまでドミニカ共和国と日本の両国関係の発展と相互理解に向けた研究を進めてきた。学生らはこれらの研究成果を踏まえ、同国の持続可能なカカオ生産・貿易の在り方について、大使に直接質問した。大使は、主要輸出産業であるカカオの潜在的な可能性を解説。さらに、日本とも関係が深い野球を例に挙げながら、同国の教育や歴史、文化、経済などについて説明を行った。

その後、話題が「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた取り組みの重要性などに展開するなど幅広い議論が行われ、最後にタカタ大使が「東京五輪では、ぜひドミニカ共和国の野球チームを応援して」と笑顔で呼び掛けた。

参加した学生は、「自分たちの名前をすぐ覚えて、親身に話を聞いてくださった」「今後の研究の励みになった」と述べるなど、大使との交流を有意義な機会としてとらえている様子だった。(商学部)