Go Forward

「明治はひとつ」理事長 柳谷 孝

「校友の皆さまと共に『前へ!』」

皆さま、こんにちは。新型コロナウイルスの未曾有の感染拡大と、これに伴う緊急事態宣言の発出等により、大変残念ながら今年度も定時代議員総会や全国校友大会、支部総会等の場で校友の皆さまに直接お会いすることがかなわず、このような形ではございますが、一言ご挨拶をさせていただきます。

さて、本年1月17日に、本学はおかげさまで「創立140周年」を迎えました。創立140周年記念事業の一つとして、「初年次教育」、「教養教育」、「国際教育」を展開する“場”の創出を目的とした、和泉新教育棟「和泉ラーニングスクエア」が来年3月に竣工予定です。各種記念事業を支える「創立140周年記念事業募金」に対しまして、本年3月に校友会から5000万円のご寄付を賜りました。昨年頂戴いたしました「明治大学学生・教育活動緊急支援資金」への2億円ものご寄付に引き続いての度重なる母校および後輩達へのご支援に対しまして、学校法人明治大学を代表し、心より御礼を申し上げます。

また、本学は本年11月1日開催予定の創立140周年記念式典の場において、第二次長期ビジョン「MEIJI VISION 150 -前へ-」を発表いたします。今後、生田キャンパス第二中央校舎の建設や八幡山および各キャンパス等におけるスポーツ関連施設の再整備にも本格的に取り組み、新たな付属校等の設置に向けた検討を進めます。次の創立150周年、さらにその先も、本学が「世界に開かれた大学」そして「世界に発信する大学」として未来に輝き続けていくために、校友の皆さまと共に「前へ!」邁進してまいりたいと存じます。

結びになりますが、1日も早く新型コロナウイルスが終息し、校友の皆さまと肩を組んで声高らかに校歌を歌える日がまいりますことを切に願うともに、校友会のますますのご発展と校友各位のご健勝をご祈念申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。