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新型コロナウイルス感染症ワクチン大学拠点接種・1回目を終える —学生、教職員など1万940人 9月29日から2回目接種

接種を希望する多くの学生らが来校した 1回目接種初日(9月1日)の様子

本学を会場とする新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種が始まり、9月1日から16日にかけて希望者への1回目接種が完了した。接種人数は、学部生7648人、大学院・専門職大学院生511人、教職員222人に加え、付属校の生徒、学生・教職員の家族、大学常駐業者など合わせて1万940人となった。

大学拠点接種に当たっては、文部科学省から接種申請の案内を受け、6月23日の理事会において、本学での実施および実施に関わる予算措置について承認。7月19日の週から開始を希望するという申請を行った。その後、文部科学省から接種開始スケジュール変更の通達があり、最終的に「8月30日の週から接種開始ができるよう、23日の週にワクチンを配送できる見込み」という趣旨の連絡を受けて、9月1日から接種開始となった。希望者からの接種の申し込みは専用予約サイトで行われた。

接種開始に向けて、大学側では接種会場の確保や医師・薬剤師および看護師や会場運営スタッフの手配などの準備を進め、7月30日にはこの業務に関わる約70人の専任職員を対象とした説明会を実施。9月1日からの1回目接種期間中は1日当たり約20人の専任職員が会場運営に当たった。1回目接種を終えた時点で大きなトラブルなどは発生していない。

今後、1回目接種を本学会場で終えた人を対象に、2回目の接種が9月29日から10月14日にかけて実施される。大学拠点接種を担当した経営企画部企画課の職員は、「学内活動の正常化に向けて、多くの学生にワクチン接種を行う機会を大学として設けられてよかった。2回目の接種に向けて、1回目接種を踏まえ会場内の導線などを見直し、スムーズな実施を心掛けたい」とコメントした。