「第24回ホームカミングデー」オンライン開催

明治大学は、10月17日に「第24回ホームカミングデー」をオンラインで開催した。ホームカミングデーは明大祭・生明祭と並ぶ明治大学の秋の風物詩で、例年校友やその家族など4000人以上が来場。2021年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年度に引き続きオンライン上での開催となった。

今年度は新たな試みとして、YouTubeを通じアカデミーホールとリバティホールの２つの会場の催しが同時にライブ配信された。アカデミーホールでの催しは「ＡＣチャンネル」から配信され、記念式典や、講演会「校友山脈」、マンドリン倶楽部によるコンサートなどが行われた。リバティホールでの催しは「ＬＴチャンネル」から配信され、講演会「母校の歴史」、リバティアカデミー校友会寄付講座、応援団による応援歌メドレーの演奏などが行われた。

記念式典は、ホームカミングデー実行委員長の小林和司政治経済学部教授による開会宣言に続き、柳谷孝理事長と大六野耕作学長があいさつに立った。柳谷理事長と大六野学長はそれぞれ、「ご家族の皆さんと一緒に、今の母校明治大学を知る機会にしていただきたい」（柳谷理事長）、「今日一日は学生時代に戻った気持ちで楽しい時間をお過ごしください」（大六野学長）と、画面を通じて全国の校友に語り掛けた。

さらに、北野大校友会長の祝辞と、特別招待校友代表によるあいさつが行われ、俳優・タレントの柴田理恵さん（1981年文学部卒）や日本テレビアナウンサーの山本紘之さん（2011年政治経済学部卒）らが在学中の思い出や、卒業後の明治大学とのつながりなどのエピソードを披露した。

２つのチャンネルから配信された動画は現在も公開されており、10月25日時点で合わせて8000回以上の再生回数を記録している。ホームカミングデー特設サイトから好きな時間に好きな企画を何度でも楽しめる内容となっている。