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専修大学理事長と学長が表敬訪問

(中央左から)専修大学の佐々木学長、日髙理事長を囲んで

学校法人専修大学の日髙義博理事長と佐々木重人学長が10月11日、駿河台キャンパスを訪れ、柳谷孝理事長、大六野耕作学長を表敬訪問した。これは、9月1日から本学キャンパスを会場として行われた新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種において、専修大学の学生・教職員も受け入れて実施したことに対する本学への感謝の意を示して行われたもの。

懇談の席で、専修大学の日髙理事長と佐々木学長はそれぞれ、「ワクチン接種をさせていただけるという話を聞いたときは本当にうれしく思いました。専修大学を代表して感謝申し上げます」(日髙理事長)、「学生はもちろん、感染対策に取り組んできた教職員の肩の荷が軽くなった部分もあります」(佐々木学長)と感謝の言葉を述べた。

さらに、両校の今後の大学運営に関する意見交換が行われた。明治大学の柳谷理事長は、「学生と教職員の健康と安全を守り、大学業務を継続していくことを第一に取り組んできた」と振り返り、大六野学長は「学生の学びを止めるわけにはいかないという思いでワクチンの大学拠点接種を実施することとなった。コロナ禍で同じ境遇にある専修大学の皆さまに少しでも安心していただけてよかった」と述べた。意見交換の後、2回目接種実施中の接種会場を視察し、散会となった。

明治大学と専修大学はキャンパスの所在地が近く(明治大学駿河台キャンパスと専修大学神田キャンパス、明治大学生田キャンパスと専修大学生田キャンパス)、特に生田キャンパスにおいては、川崎市多摩区に立地する明治大学、専修大学、日本女子大学と多摩区間で2005年12月に協定を締結し、「多摩区・3大学連携協議会」を設立。各大学の知的資源・人材を活用して、地域課題の解決に向けた実践的取り組みを協働で行っている。

今回の新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種では、専修大学、日本女子大学の学生・教職員の希望者への接種も実施した。本学会場のワクチン接種では1回目の接種に1万940人が参加しており(本紙第754号既報)、そのうち専修大学からの受け入れは671人だった。