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連合父母会の2022年度「事業計画」骨子案を策定

明治大学連合父母会(吉野由紀連合父母会長)は11月13日、オンライン会議システムZoomで会長会議を開催。2022年度の事業計画骨子案を策定した。

開会に先立ち、あいさつした連合父母会名誉会長の大六野耕作学長は、創立140周年式典を無事に挙行できたことや連合父母会の大学への貢献を称えて功労団体として表彰したことを述べた。また、式典内で、10年後の創立150周年に向けた長期ビジョン「MEIJI VISION 150—前へ—」を公表したことを紹介し、「予測不可能な時代においても正面から立ち向かうことができる人材を育成するトップレベルの大学を目指す」と力強く語った。

続いてあいさつした吉野会長は『希望をカタチに』のスローガンのもと、多くの地区でオンラインのスポーツ応援会やふるさとの名産品を学生に宅配するなど、父母会ホームページで報告される他地区の活動を参考にしながら、活発な父母会活動が水平展開されているとした上で、本日の会長会議では来年度のさらなる方向を検討していきたいと意気込みを述べた。

2022年度「事業計画」骨子案(抜粋)

Ⅰ 連合父母会の事業

1 父母懇談会
5月下旬から7月上旬にかけて開催される各地区父母会総会に併催して実施することを要望する。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響も考慮し、個別相談コーナーのオンライン化など、デジタルを取り入れた柔軟な形での実施を大学へ依頼する。

2 広報事業
大学が発行する「明治大学広報」や広報誌『明治』と父母会冊子『暁の鐘』や「連合父母会LINE」、連合父母会YouTubeチャンネルの連動性を高め、「大学と父母の架け橋」事業をアップデートしていく。また、スマートフォンからの閲覧を踏まえた情報発信や動画コンテンツの充実を図る。

3 卒業記念品
例年と同じく2023年3月卒業予定の学生へ卒業記念品を贈呈する。

4 学生支援
大学の公認団体・サークルの課外活動、大学および各学部・ゼミナール協議会等が主催する一般学生対象の行事や、国際連携部が主催・共催する外国人留学生の活動に対し助成する。

また、学生を顕彰する取り組みとして、公認会計士試験合格等の顕著な功績を挙げた学生には「教育振興賞」を、各学部2年の課程を修了した学生で学業成績優秀者には「学部長奨励賞」を贈り顕彰する。

日本人学生が海外に留学する場合の助成として、留学経費の一部として、安全・安心にかかわる留学保険経費の助成を引き続き行う。

5 教育・研究の後援
学生を対象とするシェイクスピア・プロジェクトや創立者出身プログラムなど、教育および研究の取り組みを支援する。また、各キャンパスにベンチや給水機を寄贈する教育環境助成も行う。

Ⅱ 連合父母会の運営

1 地区運営費
明治大学連合父母会地区交付金に関する規定に基づき、各地区父母会の地区運営費、父母懇談会会場費、地区父母会活動助成費、父母懇談会会場補助費、地域父母会活動助成費を交付および助成する。

2 父母交流会
2022年11月27日㈰に駿河台キャンパスで開催する。詳細は今後検討。

3 会議
会長会議は、海外父母会の会長も交えて、2022年5月と7月に駿河台キャンパスで開催する。役員会は例年どおり年3回開催とし、5月の会長会議前日・7月の会長会議前日・11月とする。

4 連合父母会50周年に向けて
2024年度に連合父母会50周年を迎えるにあたり「連合父母会50周年委員会」を設置。低金利時代による10億円奨学基金の再検討などの審議を依頼する。

Ⅲ 連合父母会奨学金

在学中に主たる家計支持者が死亡した学生に給付する「連合父母会特別給付奨学金」(文系:40万円、理系:70万円)。GPAが2.20以上かつ経済的理由により修学が困難な学部生に給付する一人当たり25万円、最大100人までの「連合父母会一般給付奨学金」については、拡充された国の奨学事業などの採用状況も精査して継続検討する。