「最新の就職活動事情の『今』を知る。父母による父母のためのライブ配信イベント」と題して10月24日、首都圏11地区父母会と連合父母会の共催による2021年度「父母Zoom就職講演会」がオンラインで開催された。全国の学部3年生父母を中心に募集を行い、事前申込は約800人、当日は3年生父母の約11%に当たる750人が参加した。
講演に先立ち画面に登場した大六野耕作学長は、前日の箱根駅伝予選会のトップ通過を喜ぶとともに、ワクチン大学拠点接種について報告。また、就職支援について、雇用情勢や就職活動の在り方が大きく変化している状況を踏まえ「企業の採用動向の情報収集の感度を高め、就職キャリア支援システム『M-Career』を通じて、学生一人ひとりに寄り添った支援に引き続き力を注いでいく」と力強く述べた。
続いて登場した本学校友でもある田宮寛之東洋経済新報社編集局編集委員は、就職活動を見守る親の心構えや支援について講話を行った。親がやるべきことは「就活に必要なお金を支援すること、親の仕事での経験を話すこと」とする一方、やってはいけないこととして「他の学生と比較してプレッシャーをかけることや、『そんな会社は知らない』と言うこと」などと注意を促した。他にも「就活塾に要注意」「優良中堅企業の探し方」などをテーマに60分間の講演を行った。
就職キャリア支援部の舟戸一治部長は、企業の採用活動の傾向として、「大学生の求人倍率は若干下降気味ではあるが、市場全体としては就職氷河期の再来というほど採用意欲が著しく低下するまでには至っていない」と分析した上で、「近年、インターンシップから継続インターンなどを経て選考されるケースが見られる」「内定を早期に行う企業もみられるが、内定時期に関係なくしっかりと就職活動を行ってほしい」と話した。さらに、対面での個別相談が10月から再開したことや、企業の採用担当やOBOGによる講演、オンライン面接・ディスカッション練習の場など、ニーズに合わせたさまざまなイベントを実施していることに触れ、学生の皆さんにはぜひ「M-Career」を活用して情報をつかんでほしいと案内した。
内定学生による就職活動報告では、登壇した学生自身のオンライン選考などのエピソードとともに、「親と話すことが自分を見つめ直すことにつながった。就職氷河期とも言われたが、状況は言葉ほど悪くないので、不安にならずに子どもを見守ってほしい」と父母へのアドバイスを送った。
このイベントは、首都圏11地区父母会(東京都東部・西部・南部・北部・多摩、神奈川県東部・西部、埼玉県東部・西部、千葉県東部・西部地区)による企画で、父母が就職に関わる理解を深めることを目的として、就職キャリア支援部の全面協力により、大学3年生が就職活動に本格的に向き合い始める10月に開催されている。父母の不安を少しでも和らげ、親子の対話が得られることを願って1989年から続けられてきた。昨年に引き続きオンライン開催となったことから、連合父母会と共催し、全国の父母や、3年生以外の父母も参加が可能となった。
開会に当たって、首都圏11地区父母会の座長を務めた千葉県西部地区父母会の都世子恵子会長は、「オンラインで実施することで多くのご父母に情報をお届けできたことは利点となった。就職活動でもオンラインが活用されており、今の時代の就職活動事情を知る機会とできれば」とあいさつした。司会進行は、副座長で東京都多摩地区父母会の畑嘉輝会長が務めた。
講演に先立ち画面に登場した大六野耕作学長は、前日の箱根駅伝予選会のトップ通過を喜ぶとともに、ワクチン大学拠点接種について報告。また、就職支援について、雇用情勢や就職活動の在り方が大きく変化している状況を踏まえ「企業の採用動向の情報収集の感度を高め、就職キャリア支援システム『M-Career』を通じて、学生一人ひとりに寄り添った支援に引き続き力を注いでいく」と力強く述べた。
続いて登場した本学校友でもある田宮寛之東洋経済新報社編集局編集委員は、就職活動を見守る親の心構えや支援について講話を行った。親がやるべきことは「就活に必要なお金を支援すること、親の仕事での経験を話すこと」とする一方、やってはいけないこととして「他の学生と比較してプレッシャーをかけることや、『そんな会社は知らない』と言うこと」などと注意を促した。他にも「就活塾に要注意」「優良中堅企業の探し方」などをテーマに60分間の講演を行った。
就職キャリア支援部の舟戸一治部長は、企業の採用活動の傾向として、「大学生の求人倍率は若干下降気味ではあるが、市場全体としては就職氷河期の再来というほど採用意欲が著しく低下するまでには至っていない」と分析した上で、「近年、インターンシップから継続インターンなどを経て選考されるケースが見られる」「内定を早期に行う企業もみられるが、内定時期に関係なくしっかりと就職活動を行ってほしい」と話した。さらに、対面での個別相談が10月から再開したことや、企業の採用担当やOBOGによる講演、オンライン面接・ディスカッション練習の場など、ニーズに合わせたさまざまなイベントを実施していることに触れ、学生の皆さんにはぜひ「M-Career」を活用して情報をつかんでほしいと案内した。
内定学生による就職活動報告では、登壇した学生自身のオンライン選考などのエピソードとともに、「親と話すことが自分を見つめ直すことにつながった。就職氷河期とも言われたが、状況は言葉ほど悪くないので、不安にならずに子どもを見守ってほしい」と父母へのアドバイスを送った。
このイベントは、首都圏11地区父母会(東京都東部・西部・南部・北部・多摩、神奈川県東部・西部、埼玉県東部・西部、千葉県東部・西部地区)による企画で、父母が就職に関わる理解を深めることを目的として、就職キャリア支援部の全面協力により、大学3年生が就職活動に本格的に向き合い始める10月に開催されている。父母の不安を少しでも和らげ、親子の対話が得られることを願って1989年から続けられてきた。昨年に引き続きオンライン開催となったことから、連合父母会と共催し、全国の父母や、3年生以外の父母も参加が可能となった。
開会に当たって、首都圏11地区父母会の座長を務めた千葉県西部地区父母会の都世子恵子会長は、「オンラインで実施することで多くのご父母に情報をお届けできたことは利点となった。就職活動でもオンラインが活用されており、今の時代の就職活動事情を知る機会とできれば」とあいさつした。司会進行は、副座長で東京都多摩地区父母会の畑嘉輝会長が務めた。
参加父母のアンケートより
⃝自分の経験から口出ししてしまいそうになりますが、本人を信じてまかせたいと思いました。
⃝地方から参加することができました。今後もZoom併用で開催いただけると参加しやすいです。
⃝講演会が大変参考になりました。内定学生のお話も具体的で、コロナ禍における就職活動の様子を聞くことができてよかったです。