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創立140周年記念事業 動画収録シンポジウム「都市型大学の将来構想とICTの展開」

第2部のディスカッションの様子

「都市型大学の将来構想とICTの展開」と題した動画収録シンポジウムが、2021年12月1日、明治大学創立140周年記念サイトで公開された。

このシンポジウムは、コロナ禍という現下の災禍と、ICTを活用したオンライン講義やDX(デジタルトランスフォーメーション。デジタル技術によるビジネスなどの変革)などの情報コミュニケーション技術の発達による社会の大きな変化の中で、今後、明治大学が都市型大学として持続的にどのような価値創造を行っていくべきか幅広い視点から検討することを目的として企画され、2部構成で実施された。

第1部は、国内外の研究者3人による講演。香港教育大学前学長のアンソニー・チェン氏、韓国延世大学校教授で国連国際人事委員会委員などを務めるキム・パンスク氏、法政大学総長の廣瀬克哉氏が登壇し、それぞれの視点から都市型大学としての明治大学に関する将来像などが語られた。

続いて第2部は、第1部の講演を踏まえて、明治大学を構成する多様なステークホルダーである学生、卒業生、教職員の立場からパネルディスカッションが行われた。菊地端夫経営学部教授がコーディネーターを務め、パネラーとして渡邉友亮副学長(総合政策担当兼情報教育担当、理工学部教授)、本学専任職員の許貞恩氏(情報メディア部メディア支援事務室勤務)、鈴木慶樹氏(2021年国際日本学部卒)、ラーマ・ジャマール・アルディーンさん(国際日本学部2年)が登壇した。

パネラーはそれぞれの立場から、情報コミュニケーション技術の発達による変革が大学の教育・研究活動に与える影響、本学がこの先も持続的に社会に有為な研究成果を発信するために求められる変化などを話題として活発なディスカッションを行った。

最後に、本学が目指すべき2050年の姿について、許氏は「夢が叶う場所」、鈴木氏は「探求が多様な大学」、アルディーンさんは「誰ひとり置き去りにしない大学」とコメントし、第2部は終了となった。

動画シンポジウム「都市型大学の将来構想とICTの展開」
https://www.meiji.ac.jp/140th/project/15/