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国際日本学部 ㈱丸井グループ寄附講座・最終発表を本社ビルで実施

発表会はオープンなワークラウンジtamaruで実施された

国際日本学部の学生19人が2021年11月9日、東京都中野区にある㈱丸井グループ本社を訪れ、社屋2階のワークラウンジtamaruにおいて同社の代表取締役社長・代表執行役員CEOの青井浩氏を含めた経営陣に向けてプレゼンテーションを行った。これは、同社による寄付講座『社会連携科目D』(担当=酒井信国際日本学部准教授)の最終講義として企画されたもので、学生らは6組のグループに分かれて発表を行った。

この講座では、前半に丸井グループにおける新規事業事例を基にビジネスモデル構築のエッセンスを学び、後半はグループに分かれて新規事業の立案を行ってきた。1グループにつき同社社員1人がメンター(指導者・助言者)として伴走し、提案内容の実現可能性や社会的インパクトを検討するなどサポートに当たった。

各グループは、香水のサブスクリプションサービスや、食品ロスの買い取りとマッチングを行うサービスなど、身の回りで感じた疑問を起点にするものから、世界的な社会課題解決を目指すものまで多様な新規事業提案を行った。

最優秀賞に選ばれたのは「第3の部活 THE THIRD ACTIVITY」と題して、学校教育外の学びを通じて選択肢を増やすための高校生版インカレ運用事業を提案した中井彩椰さん、菊池里佳さん(3年)、杉山太陽さん、杉山靖子さん(2年)のグループ。副賞として丸井グループの共創企業先の商品が贈呈された。

受賞した菊池さんは、「ビジネスを学ぶ過程で、経験を生かして事業を立案する達成感を得ることができた」とコメント。また、参加した藤岡未緒さん(3年)は、「新規事業立案やプレゼンを通して、ビジネスの仕組みや構造を考えるいい機会になった」と述べるなど、学生らは貴重な機会を通じた学びを実感している様子だった。
(国際日本学部)