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父母会特集 「新たなステージで『希望をカタチに』」 連合父母会長 吉野 由紀

新年あけましておめでとうございます。

父母会の2021年度は昨年度からのコロナ禍の先行きが見通せず、引き続き「安全・安心・健康」で「感染しない・感染させない」ことを最優先に活動してまいりました。特にデジタル化を強力に推進し、リアルとバーチャルのハイブリッドといった新しい形の活動形態に挑んでまいりました。スローガンは「希望をカタチに」です。

昨年度からの取り組みの成果の一つとして、Zoomなどによるオンラインミーティングが父母会活動のインフラ的基盤となったことがあげられます。全国会長会議、地区協議会の開催、各地区父母会では役員会や打ち合わせのほか、父母懇談会や就職講演会、父母交流会等イベントには多くの皆さまがオンラインで参加されました。ご協力に深く感謝いたします。

昨年11月1日に明治大学創立140周年記念念式典が開催されオンラインでも配信されましたが、創立140周年記念サイトには、式典に参加されない校友の皆さまから多くの祝福メッセージが寄せられました。一つひとつに温かい思いが込められ、改めて明治大学の力強さを感じさせられます。オンラインによる配信は、全世界からいつでも何度でも繰り返し視聴できるというメリットもございました。まだご覧になっていない皆さま、どうぞアクセスしてみてください。明治大学は、世界の隅々にまで多くのサポーターがいること、そして私たちの子どもたちも、支えられていくことを実感できます。

連合父母会は活動目標の一つに「第二の母校」を掲げております。もちろん母校であられるご父母もいらっしゃいますが、明治大学に縁のなかった者同士が子どもの入学を機に新たにつながり、一緒に何かをつくり出す。実に素晴らしいとしか言いようがありません。全国、世界の津々浦々まで、「MEIJI」の名をとどろかせましょう!いつか子どもたちの誰かが世界の片隅で困難に直面した時、「明治出身、すごいね」「Meiji, wonderful!」と勇気づけられる日が来ますように。

さて、コロナの収束は誰にも予測できません。しかしながら、私たちはピンチをチャンスに変えて、不測の事態に備える強さを身につけました。具体的には、大学の活動制限指針に沿った形でできること、すべきことを考えてここまで辿り着きました。本年も、明るく前向きな活動を創造しながら、希望をカタチにしてまいりましょう。新たなステージは始まっています。