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ジェンダーセンター 企業トップの考えるダイバーシティ・マネジメント

登壇した3氏(上段左から漆氏、牛尾教授、高原氏)と学生ら

情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター(センター長=牛尾奈緒美情報コミュニケーション学部教授)は、2021年12月10日に特別講義「企業トップの考えるダイバーシティ・マネジメント」を開催した。この特別講義は今回で4回目を迎え、昨年度に引き続きオンライン形式で開催。常時視聴者数が100人を超えるなど、学生を中心に幅広く参加者が集まった。

登壇者にユニ・チャーム㈱代表取締役・社長執行役員の高原豪久氏、品川女子学院理事長の漆紫穂子氏の2氏を招き、講演と牛尾教授を交えたディスカッションを行った。さらに、両氏の講演前には牛尾ゼミナールの3年生によるプレゼンテーションも行われた。

講演、ディスカッションの席では、「ダイバーシティ」というテーマに対して、高原氏は企業経営、漆氏は学校教育の観点から組織のトップの立場としての意識と実践、さらに組織全体としての取り組みの変遷や今後の展望を示した。

質疑応答では、新たな取り組みの推進中に困難が生じた場合や、現時点で解決が困難であると判明した場合にどのように乗り越えていくべきかといった質問などが寄せられ、両氏から忌憚のない回答がなされるなど、盛況のうちに終了した。

ジェンダーセンターは、運営方針に「ジェンダー」「ダイバーシティ」「承認」の3つの軸を掲げており、今後も一般からも広く参加を募る形で、柔軟な学際的視点からジェンダー研究・教育・社会連携活動を行い、多様性を承認する社会の実現を目指していく。
(ジェンダーセンター)