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文部科学省「大学の国際化促進フォーラム」選定事業 「グローバルシナジー・プロジェクト」日タイ学生が交流

タイでのプログラム実施中の様子(日本側はオンラインで実施)

2021年度文部科学省「大学の国際化促進フォーラム」において、明治大学が幹事校に選定された「グローバルシナジー・プロジェクト」の第1回国際学生交流プログラム「日タイ比較から考えるSNSと現代社会のあり方」が、2月4日から19日にかけてオンラインで実施された。プロジェクト連携校である立教大学、関西大学と本学から25人、本学のタイ協定校であるチュラロンコン大学、シーナカリンウィロート大学、キングモンクット工科大学ラカバン校から18人が参加した。参加者には、中国やインドネシアからの留学生も含まれていた。

ともに国際連携機構所属である水倉亮特任講師が日本側コーディネーター、タンシリトンチャイ・ウィライラック特任准教授がタイ側のコーディネーターを務め、より安心してSNSが利用できる現代社会の実現に向けて、ビジネスの世界や海外の学生がどのように活用しているかをテーマに、両国のビジネスパーソンによるゲスト講義など、事例を踏まえながら多様な視点で学習が進められた。

参加学生らは、プログラムを通じて日タイの相互理解とキャリア意識を高め、最終プレゼンテーションを実施。発表後には小室輝久副学長(国際交流担当、法学部教授)が登壇し、「いずれの発表も先端的な観点でまとめられ、多くの解決策を提示する素晴らしい内容だった。国際的な移動が再開し、タイの皆さんと会える日を楽しみにしている」とねぎらいの言葉をかけた。学生らは距離と時差を超えてお互いの努力とプログラムを通じた成長をたたえ合い、プログラムは終了となった。
(国際連携事務室)