Go Forward

文学部でセルビア大使が特別授業

受講者らとの集合写真(前列左から2人目がコヴァチュ大使、3人目が豊川教授)

文学部は、1月20日にセルビア共和国(以下、セルビア)のアレクサンドラ・コヴァチュ特命全権大使を招いて特別授業を実施した。これは、文学部の豊川浩一教授が担当する「史学概論B(西洋史)」の一環として開催されたもので、同講義の受講者を中心に約40人の学生が参加した。

授業ではコヴァチュ大使が登壇し、「セルビアからみた世界の歴史」と題し、日本とセルビア間の国交が2022年に140年を迎えたことをはじめ、両国の歴史的な比較や、セルビアの文化、建造物などが紹介された。日本への留学経験のあるコヴァチュ大使は、流暢な日本語で、講演に加えて学生からの質疑応答にも応じた。最後に参加者全員で記念撮影を行い、特別授業は終了となった。

参加した受講生からは、「EU加盟をめぐって平和を追求するセルビアの立場がよく分かった」「日本とセルビアとの友好関係が歴史的に古いことに驚いた」「世界記録遺産に登録されている『ミロスラヴの福音書』に興味をそそられた」などといった感想が寄せられ、大使との貴重な交流の機会を有意義に過ごした様子だった。