明治大学図書館書評コンテストの表彰式が2月3日、駿河台キャンパス・中央図書館多目的ホールで開催された。今回は応募のあった22編から、最優秀賞に高橋力也さん(文学部2年)が選出され、優秀賞や特別賞など合わせて8人が表彰された。
同コンテストは、明大生がより一層読書に興味を持ち、図書館を積極的に活用することを目的に開催。昨年度はコロナ禍で中止となり2年ぶりの開催となった。
表彰式では、図書館長の南保勝美法学部教授や、協賛の紀伊國屋書店、三省堂書店、丸善雄松堂の3書店の代表者から、受賞者一人ひとりに賞状と副賞が手渡された。続いて、図書館副館長の管啓次郎理工学部教授が登壇し、「皆さんの作品は、自身の生活を超えて知ろう、考えようという意識に支えられていると感じた。自分が追求したいと思える主題が書かれた文章を探して、読み、学んでほしい」と講評した。
受賞者スピーチでは、高橋さんが「1年生の頃は、自分は本を読むことや文章を書くことができないという先入観があった。自分の意図しないところで花が開く経験をできるのが読書だと思う」と述べ、受賞の喜びとともに自身の読書観について語った。
今後、受賞作品は、まとめて冊子にして各図書館にて配布し、図書館ウェブサイトへの掲載など、明大生に向けて広く公開される予定。
同コンテストは、明大生がより一層読書に興味を持ち、図書館を積極的に活用することを目的に開催。昨年度はコロナ禍で中止となり2年ぶりの開催となった。
表彰式では、図書館長の南保勝美法学部教授や、協賛の紀伊國屋書店、三省堂書店、丸善雄松堂の3書店の代表者から、受賞者一人ひとりに賞状と副賞が手渡された。続いて、図書館副館長の管啓次郎理工学部教授が登壇し、「皆さんの作品は、自身の生活を超えて知ろう、考えようという意識に支えられていると感じた。自分が追求したいと思える主題が書かれた文章を探して、読み、学んでほしい」と講評した。
受賞者スピーチでは、高橋さんが「1年生の頃は、自分は本を読むことや文章を書くことができないという先入観があった。自分の意図しないところで花が開く経験をできるのが読書だと思う」と述べ、受賞の喜びとともに自身の読書観について語った。
今後、受賞作品は、まとめて冊子にして各図書館にて配布し、図書館ウェブサイトへの掲載など、明大生に向けて広く公開される予定。
第11回 明治大学図書館書評コンテスト
最優秀賞 | 高橋 力也(文2) | 『大杉栄評論集』大杉栄著 |
優秀賞 | 宮根 大樹(情コミ4) | 『動物農場』ジョージ・オーウェル著、山形浩生訳 |
特別賞(紀伊國屋書店賞) | 稲葉 夏花(文2) | 『オルタネート』加藤シゲアキ著 |
特別賞(三省堂書店賞) | 桑島 直寛(文1) | 『宮本輝全集第1巻~泥の河・螢川・道頓堀川~』宮本輝著 |
特別賞(丸善雄松堂賞) | 長谷川 楓(文2) | 『町でいちばんの美女』チャールズ・ブコウスキー著 |
佳 作 | 石川 芳季(政4) | 『最悪の予感:パンデミックとの戦い』マイケル・ルイス著、中山宥訳 |
宮本 萌衣(情コミ4) | 『トニオ・クレーゲル』トーマス・マン著、高橋義孝訳 | |
山田 峻輔(国日4) | 『朽ちていった命-被曝治療83日間の記録-』NHK「東海村臨界事故」取材班著 |