Go Forward

データサイエンスが注目されており、これを学べる学部や学科の新設が相次いでいる。現代社会の大きな特徴のひとつがデジタル化であり、インターネットなしの生活は考えられない状況である。インターネットを使えば、必要な情報のほとんどを入手できるが、他方で、情報を入手する側も情報の提供を求められたり、インターネットを介して情報を収集されるという側面もある。このようなことを通じて、ビッグデータと呼ばれる巨大なデータが蓄積していく。ビッグデータを分析することの利点は、これまでわかっていなかった社会についての動向が明らかになることである。この情報が得られれば、企業は競争上、優位に立てる。このようなビッグデータの分析を行うのが、データサイエンティストであり、生き残りをかけた企業にとって必要不可欠な人材といえる。デジタル化は世界的に進行しており、これからの時代には、標準装備として、データサイエンスの素養をもった人材が求められる。本学を含め、大学におけるデータサイエンスの教育は待ったなしである。