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Twitter Japanとオンラインシンポジウム「企業と大学で取り組む教育活動」を開催

Twitter Japan(株)の永妻代表取締役社長 PBLを通じた人材育成の意義を説く浜本副学長

Twitter Japan(株)と明治大学によるシンポジウム「企業と大学で取り組む教育活動」(主催:日本経済新聞社イベント・企画ユニット)が3月17日にオンラインで開催され、500人以上が視聴した。

現在、明治大学が力を入れて取り組んでいる、学部・専攻を横断して実施する「企業と連携した教育活動」に関して、Twitter Japan(株)と2021年4月から半年にわたって取り組んだPBL(課題解決型プロジェクト学習)での成果(本紙第752号既報)を中心に、企業と大学が連携して取り組む人材育成の在り方を議論することを目的として、このシンポジウムが企画された。

大六野耕作学長によるあいさつに続いて、PBLに参加した中迫羽菜さん(情報コミュニケーション学部1年)がPBLを通じて得た学びについてプレゼンテーションを行った。中迫さんは、「日常生活の中で常に課題を探し、アイデアをメモに書き留めるようになった」「人との関わりを意識するようになった」と、自身で感じた成長を紹介した。

次にTwitter Japan(株)の永妻玲子代表取締役社長と、本学校友で学生へのアドバイザーとしてPBLに関わった同社の国定希生氏、就職キャリア支援センター長の浜本牧子副学長(学務担当、農学部教授)、同センター職員の倉吉俊一郎氏らによるパネルディスカッションが行われた。永妻社長は、「当社は『開かれた会話』、すなわち『パブリックカンバセーション』を提供する唯一無二のプラットホーム」であり、「企業と大学が連携し、さまざまな情報交換や交流の場を持つのは有意義だった」と振り返った。

一方、浜本副学長は、「失敗を恐れず、課題や問題に果敢に取り組む姿勢が育まれる。多種多様な価値観、考え方を持つ人と交流し、視野を広げようという気持ちも芽生える」と述べ、PBLを通じた人材育成の意義を説いた。

シンポジウムの動画は、日経チャンネルで2023年3月まで配信中。さらに、シンポジウムの内容をまとめた採録記事が明治大学の情報発信サイトMeiji.net(https://www.meiji.net/)にて4月中に公開される予定。

日経チャンネル「企業と大学で取り組む教育活動」
https://channel.nikkei.co.jp/career220317/