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大学院経営学研究科・経営学部が豪日ビジネス教育シンポジウムを開催

オンラインで参加する大六野学長

明治大学大学院経営学研究科、経営学部とオーストラリア・グリフィス大学アジア研究所共催(後援:国際交流基金)の豪日ビジネス教育シンポジウム「新型コロナ後のビジネスおよび社会科学教育」が3月4日・5日の2日間開催され、8カ国から80人以上の研究者や実務家が参加した。

シンポジウムでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による日本とオーストラリアでのビジネス教育の機会と課題に関する15の研究発表と、3つのパネルディスカッションが行われた。各発表・ディスカッションでは、コロナ禍における大学教育に関する課題や解決策、両国で必要とされる人材、未来のリーダーの教育方法などとともに、両国の協力関係を深めるための方策について議論が行われた。

冒頭、大六野耕作学長があいさつに立ち、両国での教育現場におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)によるイノベーションについて言及し、「インターネットを活用した留学プログラムなど、新たな教育制度の開発が今後の鍵になるだろう」と、2日間のプログラムへの期待を込めた。

続く基調講演には、グリフィス大学のデビッド・グラント副学長が登壇し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によってオーストラリアの大学教育に起こった変化などが紹介された。さらに、メラニー・ブロック氏による特別講演も行われた。2日間、両国間で活発な意見交換が行われ、盛況のうちに終了となった。(大学院経営学研究科)