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学校法人日本学園と系列校連携に関する協定を締結-2026年から明治大学付属世田谷中学校・高等学校に

学校法人明治大学と学校法人日本学園は系列校化に関する基本合意書の締結(2021年12月23日、本紙第758号既報)後、具体的な協議を進めてきた。このほど、両法人間で、系列校化に関する合意が得られたため、3月31日に明治大学駿河台キャンパス・大学会館において「系列校連携に関する協定」の締結式が行われた。

協定の主な内容は次の4点。①2026年4月1日から日本学園中学校・高等学校を本学の系列校とする。②学校名を明治大学付属世田谷中学校・高等学校とする。③系列校化と同時に男女共学校とする。④明治大学への付属高等学校推薦入学試験による入学者の受け入れは2029年度からとする。

これらの内容は、系列校化基本合意から変更はなく、引き続き2026年度からの系列校開設に向けてさらなる協議が進められる。同高等学校卒業生のおよそ7割(約200人)以上が、本学へ推薦入学試験によって進学できる教育体制の構築が目指される。なお、今後定める推薦基準については、既存の付属校・系列校に準じるものが検討されている。

「系列校連携に関する協定締結を受けて」 

学校法人明治大学 理事長 柳谷 孝

協定書を取り交わした柳谷理事長と日本学園の松本勝馬理事長(右から3人目)

このたび、伝統ある日本学園中学・高等学校を系列校として迎え入れることができ、大変うれしく思います。この締結により、ともに伝統ある学校法人明治大学ならびに学校法人日本学園が、永続的に発展し続けることを願っています。本学では42年ぶりとなる系列校の設置であり、2031年に創立150周年を迎えるにあたり、新たに歴史が刻まれます。フレッシュな新風が吹き込み、本学のキャンパスが、これまで以上に切磋琢磨する“学びの場”となることを期待しています。今後の明治大学にご期待ください。