東京六大学野球春季リーグで硬式野球部が41度目の優勝

体育会硬式野球部は５月23日、東京六大学野球春季リーグ立教大学３回戦に１－０で勝利し、2019年春以来となる６季ぶり通算41度目の優勝を決めた。リーグ戦を10勝３敗２分けで終え、全５校から勝ち点を挙げる完全優勝を達成した。

優勝争いの直接対決となった立教大学戦。１勝１分で迎えた３回戦は手に汗握る投手戦となり、両チームともに無得点で９回の攻防を終えた。迎えた延長11回裏、一死満塁のチャンスで、蓑尾海斗選手（文学部４年）がライトへのサヨナラ犠牲フライを放ち、明大の勝利となった。

試合後のインタビューで田中武宏監督は、「東京六大学野球連盟や、各校関係者のご尽力があってリーグ戦を開催することができた。春季リーグ戦を無事に終えることができたことを感謝しています」と謝辞を述べた。

主将の村松開人選手（情報コミュニケーション学部４年）は、「チーム全員でリーグ優勝に向かって頑張ってきたので、良い結果になってうれしく思う」と笑顔を見せた。

全日程が終了し、宗山塁選手（商学部２年）が首位打者賞を獲得。ベストナインに、山田陸人選手（法学部４年）、蓑尾選手、蒔田稔選手（商学部３年）、上田希由翔選手（国際日本学部３年）、宗山選手が選出された。

硬式野球部は、６月６日から始まる第71回全日本大学野球選手権大会に出場。日本一に向けて、紫紺の“イノシシ軍団”の勢いは止まらない。