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和泉ラーニングスクエアがZEB Ready認証を取得-従来比で52%の省エネ化を実現



教室には床下空調とLow-Eガラスを採用(机などを取り払った様子)

3月に竣工した和泉キャンパスの新教育棟・和泉ラーニングスクエアが、省エネルギー化を実現した建築物として「ZEB ready(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル・レディ)」の認証を取得した。(一財)日本建築センターによるBELS評価(建築物省エネルギー性能表示制度)を受け、4月6日付で交付された。

「ZEB ready」とは、先進的な建築設計や高効率な設備導入、自然エネルギー活用などの省エネルギー化によって、従来の建物で必要なエネルギーの50%以下まで削減した建築物で、和泉ラーニングスクエアは従来の基準に比べて52%の省エネ化が実現できるものとして認証された。

和泉ラーニングスクエアでは、人がいる高さだけを空調する床下空調による居住域空調や、開口部には特殊な金属膜のコーティングによって空調の効率が高められるLow-Eガラス(エコガラス)を採用。さらに、効果的に自然採光・通風を取り入れるハイサイドライトを吹き抜け上部に設けるなど、快適性と省エネ性を高めた最新の環境配慮計画を盛り込んで設計されている。