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地域産学連携研究センター「コワーキングスペース」を新設-イノベーションハブ機能を強化し、産学連携を推進

新設するコワーキングスペース 地域産学連携研究センター

生田キャンパスにある地域産学連携研究センターは、大学が有する技術シーズ・知的資源を有効活用し、川崎市をはじめとする神奈川県域における新技術・新事業の創出や地域企業との産学連携促進を目的として2012年4月に開館された。これまで理工学部、農学部で生まれた研究成果を活用する企業等がセンターに入居をしている。

今年度、センターは開設10周年を迎え、これまで以上にイノベーションハブ機能を強化するため、教職協働により「コワーキングスペース」をセンター内に新設した。コンセプトは「find communication」とし、さまざまなバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーションの活性化をはかり、新たなイノベーションの創出を狙う。6月から試験運用を開始し、学外機関との連携も含めた各種イベントを実施予定。

今後は、学生を対象としたアントレプレナーシップ(起業家精神)をテーマとしたプログラムの創出を目指す。
(生田研究知財事務室)

地域産学連携研究センター施設利用のご案内

テクノロジーインキュベーション室 集束イオンビーム付走査型電子顕微鏡

センターでは、「テクノロジーインキュベーション室」や「試験分析・試作加工装置の貸出利用」を行っています。

■テクノロジーインキュベーション室
大学の研究シーズや新技術の事業化を目指した研究開発のためのオフィス・ラボです。産学連携による新規事業の立ち上げや、大学の研究シーズや新技術の事業化を目指す起業家を支援します。

■試験分析・試作加工装置の貸出利用
インキュベーション室利用者および神奈川県域その他の中小企業者向けに8つの装置を用意しています。
 1.3Dプリンター(光造形装置)
 2.恒温・恒湿槽
 3.多目的X線回折装置
 4.集束イオンビーム付走査型電子顕微鏡
 5.走査型プローブ顕微鏡
 6.マスクレス露光装置
 7.高速液体クロマトグラフ質量分析装置
 8.ガスクロマトグラフ質量分析装置

※教職員も利用可能です(教職員割引あり) ※依頼試験・分析は行っておりません

詳細はセンターのホームページ(https://www.meiji.ac.jp/cii/)をご確認ください。