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2022年度始動—連合父母会会長会議 事業計画および暫定予算を承認

授業実施について報告する大六野学長 対面とオンライン新しいカタチの会長会議

明治大学連合父母会は5月14日、3年ぶりの対面とZoomを併用したハイブリッドによる会長会議を開催した。主な審議内容は、2019年度・2020年度会計監査報告、2021年度事業報告・決算報告、2022年度事業計画・予算案。なお、2021年度決算報告および2022年度予算については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により会計監査が完了していないため暫定扱いとして審議・承認された。

会議に先立ち吉野由紀連合父母会長は、コロナ禍での大学の活動制限指針がレベル1という状況で、会長会議実施のためアカデミーホールの使用が許可されたことに謝意を示すとともに、「安全・安心・健康第一な父母会活動を目指し、引き続き希望をカタチにしていきたい」と述べた。

続く大六野耕作学長のあいさつでは、会長会議や各地区の父母会総会が3年ぶりに対面とオンラインの併用で開催されることに触れ、「直接ご父母の意見を伺い、大学の考えを説明する場が設けられることをうれしく思う」と発言。また、過去2年にわたるコロナ禍において大学としてレジリエンス(復元力)を発揮し、受験者数を増加させ、就職支援に注力している大学として評価されていることを紹介した。2022年度の授業運営について、通学を前提とした対面授業を実施しつつ、教育効果の高い科目については「メディア授業」を取り入れていることを報告した。

青野覚教務理事によるコロナ禍における授業実施に関する報告では、Oh-o! Meijiシステムを基盤として約16万件の授業コンテンツが配信されたことと、コロナ禍後も見据えたメディア授業のガイドラインが制定され、全ての授業のうち約2.5%がメディア授業として提供されていることが紹介された。

会議では約3億7000万円に上る2021年度連合父母会収支決算(暫定)および事業報告について各担当役員より報告が行われた。オンラインで参加している会長たちには、あらかじめ資料は郵送されており、質疑に続き議決が求められると、拍手や丸などのジェスチャーで賛同の意思が示された。2022年度事業計画・暫定予算(案)についても了承された。

父母会総会・懇談会については、感染防止対策を徹底した上で、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施するとともに、総会資料を父母会ホームページ上であらかじめ公開し、会員ご父母が閲覧できるようにすることとした。

また、秋に実施する主な行事である父母交流会は、対象地区を東日本として計画しつつも、今後のコロナウイルスの感染状況によって柔軟に対応することとした。

会議の最後には、東京5地区と首都圏6地区の幹事が登壇し、新入生歓迎企画として計画されているアカデミーホールでの学生パフォーマンスの概要や、動画配信に関する案内が行われた。