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教育開発・支援センター「第2回新任教員研修会」

入試制度について説明する小野島副学長

教育開発・支援センター(センター長=千田亮吉副学長)は7月9日、駿河台キャンパス・リバティタワーで、2022年度2回目の「新任教員研修会」を開催した。研修会は対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、2021年9月20日以降に任用された新任教員45人が参加した。

研修前半は、千田センター長が「明治大学のFD活動とメディア授業について」と題して講演。FD(ファカルティ・ディベロップメント)とは、大学教育の内容や方法改善を図るために行われる教員の組織的な取り組みを指し、千田センター長は本学のFD活動を紹介するとともに、新任教員らへ積極的な参加を促した。さらに、4月から制定された本学の「メディア授業実施に関するガイドライン」や、授業実施のポイントを解説した。

続いて、小野島真副学長(入試担当、政治経済学部教授)が「明治大学の入試概要」と題して、本学を取り巻く入試環境や、入試制度について説明した。

研修後半は、人権教育・啓発専門委員会による「人権講演会」として、新任教員以外の教職員も対象として実施。キャンパス・ハラスメント対策委員長の平岡和佳子理工学部教授による「キャンパスでのハラスメント—こんなところを気を付けたい」、心理臨床センター長の伊藤直樹文学部教授による「学生相談の現状と学生対応のポイント」と題した講演が行われた。

参加した新任教員からは、「入試や学生対応など、重要な課題について全体像を把握することができた」などの感想が寄せられ、研修を通して本学の専任教員として求められる知識について、理解を深めた様子がうかがえた。
(教務事務室)