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広報戦略本部が「危機管理広報セミナー」を開催

ソーシャルメディアのリスクなどについて解説が行われた

広報戦略本部は7月13日、法人役員・大学役職者や事務管理職らを対象にした「危機管理広報セミナー」をオンラインで開催した。これは、大学に関わる事件・事故や不祥事の発生時に的確な広報対応が取れるよう、日頃からの意識向上を目的として2013年から実施されているもの。オンライン会議システムZoomを活用したウェビナー(ウェブセミナー)形式で実施され、約160人が参加した。

今回のテーマは「事例に学ぶ危機管理広報」と「SNS運営におけるリスクと炎上対応」。危機管理広報の専門家を講師として招き、企業や大学などで実際に起こった事案や報道を例に挙げて解説が行われた。さらに、危機発生時の初期対応の重要性や、情報発信時のアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)などを切り口として、大学ならではの事情・特性に着目した説明が行われた。

参加者アンケートでは、「素早く情報を収集し、適切に対応していくことが重要だと認識した」「事案が発生した際の連絡体制の共有を徹底したい」といった声が寄せられるなど、緊急事態に対応できる環境整備の重要性について、改めて意識を高める機会となった。