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理工学部建築学科 山本研究室の学生が「フロンタウン生田」模型を制作 —フロンターレファン感謝デーでめいじろうと共に模型を展示

模型展示を行った山本研究室のゼミ生とめいじろう 建物模型を眺めるめいじろう

7月23日に等々力陸上競技場で開催されたサッカーJ1リーグ所属のクラブチーム・川崎フロンターレ「2022ファン感謝デー」に、理工学部建築学科・山本俊哉研究室(研究分野=都市計画)の学生と明治大学公式キャラクターのめいじろうが参加した。

これは、同クラブが神奈川県川崎市多摩区の生田浄水場用地の一部を借り受け、川崎市と共に整備を進めている2023年春オープン予定の新施設「フロンタウン生田」とその周辺地域の模型制作を、山本研究室が事業者らと共同で制作にあたったことから実現した。完成した模型がファン感謝デーにおいて初公開となり、来場した約6500人のフロンターレ後援会会員に向けて、同研究室の学生が展示コーナーで施設や周辺地域を紹介した。

学生らは約半年の制作期間を経て、100分の1スケールの建物模型と、1000分の1スケールの周辺地域の模型を制作した。魚津陽さん(理工学部4年)は、「巨大な模型の展示を想定して、安全に運ぶため分割する部分の調整に気を使った。グラウンドや施設のスケール感を俯瞰で感じてもらえれば」と笑顔を見せた。また、森下慧さん(大学院理工学研究科博士前期課程1年)は、「生田・中野島地区の特徴的な高低差のある地形を表現するため、30層以上を積み重ねて制作した。サポーターの皆さんには、フロンタウンを含め地域ごと好きになっていただきたい」と模型の見どころを解説した。

展示コーナーの応援隊として参加しためいじろうは、同クラブ公式マスコットのふろん太、カブレラや、多くのサポーターと交流。イベントへの参加を報じた広報課のSNSには大きな反響が寄せられるなど、高い注目を集めた。