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日本語教育センターでオンライン日本語短期プログラム

「参加者全員でMマーク」中級クラスでの1コマ

日本語教育センター(センター長=山田亨文学部准教授)は、8月22日から9月10日にかけて「オンライン日本語短期プログラム」を実施した。オンライン会議システムZoomを通じて16カ国38人の留学生が参加し、週3回各120分リアルタイムで行われる日本語授業が開講された。3週間のプログラムの期間中、明大生が留学生サポーターとして、参加者の日本語学習を全面的に支援し、交流を深めた。

プログラムでは日本語授業のほか、文化体験として、忍者体験、座禅体験、明大落語研究会による落語体験などの企画と、学生サポーター主催の交流会、自主学習支援のためのオフィスアワー(教員が授業時間外に学生からの相談に対応する時間)が設けられた。

参加した留学生からは、「期間中、先生方やサポーターの皆さんから常に歓迎されているように感じてうれしかった」「最高の思い出。一生忘れられない」などのコメントが寄せられた。さらに、サポーターとして参加した明大生からは、「自分にとっても得るものが大きかった」といった声が寄せられるなど、短期間ではあったものの、単純な日本語学習にとどまらない貴重な学び、交流の機会となった。
(国際連携機構特任准教授 山森理恵)