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連合父母会全国会長会議 2022年度 新体制発足

明治大学連合父母会は7月16日、明治大学駿河台キャンパス・アカデミーホールで対面とオンライン会議システムZoomによるハイブリッド形式で、全国会長会議を開催した。全国57地区および海外4カ国・地域の父母会長が出席し、2022年度の連合父母会の新執行部役員を選任するとともに、コロナ禍を考慮した安全・安心・健康で「感染しない。感染させない。」父母会活動方針の継続や事業計画について確認し、共有した。連合父母会長には、長野県父母会の御子柴嘉穂里(みこしば・かおり)氏が選出された。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から教職員・学生以外の入構が認められない状況下であったが、徹底した感染予防措置を講じることやZoomによるオンライン参加にも対応したハイブリッド形式とすることで、大学の許可を得て会長会議をアカデミーホールで開催することができた。

会議には、吉野由紀連合父母会長、各地区の新会長、連合父母会2021年度執行部役員から、会計・広報・交流会担当の御子柴嘉穂里副会長、地方活性化およびスポーツ応援・東日本担当の大澤泰雄副会長、小林めぐみ顧問、須藤政弘顧問が出席した。

父母会名誉会長を務める大六野耕作学長と柳谷孝理事長も参列。大六野学長は、日頃の父母会活動への謝辞を述べるとともに、父母会総会・懇談会を対面とオンラインの新しいカタチで開催されたことを喜んだ。また、コロナ禍における大学の対面授業の再開やオンライン授業の教育効果等に触れつつ、大学の近況を報告した。

続いて柳谷孝理事長から、コロナ禍において学生への経済支援やオンライン環境の整備を行った他、学修機会継続のための緊急支援資金を設立したことが説明された。また、140周年の記念事業として和泉ラーニングスクエアが竣工し、父母会からグランドピアノが寄贈されたことについて、謝辞を述べた。

会議は、会則に基づき吉野会長が議長となり開会を宣した。はじめに、暫定となっていた2021年度決算報告について、郵送による持ち回りで会計監査を実施、会計監査が無事に終了したことを報告した。

続いて、連合父母会事業について、2022年度の父母会総会・懇談会を各地区父母会と協力することで対面とオンラインの新しいカタチで実施できたことに感謝を述べた。来年度の実施については、今年度のフィードバックを行い、新体制で実施計画を策定することを説明した。

また、広報活動についてはスマートフォンでの閲覧を主とした父母会ホームページのリニューアル、連合父母会公式LINEより大学に関わる情報を週末に配信したことを報告した。また、今後は冊子『暁の鐘』と父母会のSNSを連動させて情報を発信していくことを説明した。

続いて、学生支援について大澤副会長から、卒業記念品事業として、明大カラーかつ大学のシンボルマークが刻印されているクロスのボールペンを3月26日の卒業式後の学位記授与式で卒業生6808人に贈呈したことが報告された。その他、体育会や公認サークルへの活動助成金の給付、難関資格合格者へ教育振興賞として賞状および記念品の贈呈、海外留学する学生への留学保険の助成について留学再開に伴い給付が再開されたことなどを説明した。

教育環境助成では、部室の換気機能向上のためサーキュレータと二酸化炭素濃度計を寄贈。大学140周年事業で竣工した和泉ラーニングスクエアには、ホール教室にグランドピアノを寄贈したことを報告した。

再び会計を担当する御子柴副会長から今年度父母交流会については、対面とオンラインのハイブリッド開催を計画しており、対象地区をコロナ禍以前の順番通り東日本23地区の父母会が対象となることを説明した。ただし、コロナの感染状況次第で実施方法が変更となるケースもあるとしつつ、父母交流会の1カ月前に大学主催で実施されるホームカミングデーを参考に検討していくことを説明した。

続いて、連合父母会の役員改選が行われ、長野県父母会の御子柴嘉穂里氏が連合父母会長に就任した。合わせて、会則に基づく副会長4人、会計監査3人が選出された。

感染しない・させない父母会活動

今後の連合父母会活動については3回目の役員会を11月に予定しているが、コロナの状況、大学の活動制限指針に準じて開催の可否を判断することとした。

また、新型コロナウイルス感染症が再拡大した状況から、今後の父母会活動も感染予防対策を徹底したカタチで、安心・安全・健康を最優先に計画・実施する方針が示され採択された。