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国家公務員総合職試験合格者20人に報奨金を授与

笑顔を見せる合格者らと行政研究所関係者ら 関係者らへの謝辞と決意を述べる上田さん

国家試験指導センター行政研究所(所長:西川伸一政治経済学部教授)は10月14日、2022年度国家公務員総合職試験に最終合格した同研究所所属学生20人への報奨金授与式を、駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで執り行った。

式典の冒頭、あいさつに立った西川所長は合格者の努力をねぎらうとともに、中国の古典『菜根譚』から「苦しみに打ち勝つことを楽しみとする」という言葉を紹介し、「この心構えでさまざまな難関を乗り切ってほしい」とエールを送った。続く大六野耕作学長は、「行政機関は戦後の日本を支える上で大きな役割を果たしてきたが、今まで通用していたものが今後も通用するのか、次の時代を切り開く鍵は何かということを常に考えてほしい」と合格者を激励した。

合格者を代表して謝辞を述べた上田敏さん(法学部4年、文部科学省内定)は行政研究所をはじめ関係者への感謝を述べたうえで、「国民を守り、国全体を発展させるべく働く国家公務員は、一人ひとりが強い当事者意識を持って行動することが求められる。『個』を強くする学風の下、自ら未来を切り開く力を育んだ明大生として、どのような困難にも立ち向かっていく」と決意を述べた。