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付属明治高校「卒業生顕彰式」を挙行—公認会計士試験合格者など卒業生22人を表彰



「明治高校の先生方のような教員を目指して精進していきたい」と述べる水戸岡さん

明治大学付属明治高等学校は10月8日、2022年度「卒業生顕彰式」を挙行した。これは、同校卒業後も学業等に励み、学術・文化・芸術・スポーツなど幅広い分野で優秀な成果を収めた卒業生をたたえ、在校生の模範として顕彰するもの。11回目となる今回は22人の卒業生が対象となった。

駿河台キャンパス・紫紺館で催された式典には、柳谷孝理事長、大六野耕作学長をはじめ法人役員・大学役職者や、同校の安藏伸治校長ら関係者が列席し、卒業生たちの功績を祝した。あいさつに登壇した柳谷理事長は、「自信と謙虚の間に自分を置くというセルフガバナンスと、等身大の自分を成長させていく主体性こそが、本学が理念とする『個を強くする』の真髄。多様な個を磨き、自らで道を切り開いて、たくましく『前へ』と進むことを期待している」と激励した。

安藏校長は、一人ひとりに表彰状を手渡した後、「明治高校で育った皆さんが大学で優秀な成果を収めたことは、携わった教職員にとって一番の喜び。これから社会に出て、幅広い世界でがんばってほしい」と今後のさらなる活躍に期待を込めた。

受賞者を代表してあいさつした水戸岡拓海さん(2017年度明高卒、2021年度理工学部総代)は、現在、明治大学大学院理工学研究科で教員を目指していることを紹介するとともに、「明治高校の先生方のように、常に生徒に寄り添い、生徒の力を最大限引き出すことができるような教員を目指して精進していきたい」と抱負を述べた。