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第15回「明治大学教育会」総会・研究大会

オンライン併用のハイブリッド形式で開催された

明治大学教育会の第15回総会・研究大会が11月12日、駿河台キャンパス・リバティタワーで開催された。同会は2008年に設立され、明治大学出身の学校教員や大学・付属校に所属する教職員らからなり、会員の教育的力量の向上と会員相互の交流を図るとともに、明治大学の教員養成に貢献することを目的としている。今回は感染症拡大防止の観点からオンライン併用のハイブリッド方式で開催され、教職課程を履修する在学生を含め、教育関係者ら103人(うちオンライン60人)が参加した。総会では次期役員に関わる審議、会務報告などが行われた。

総会に続き、「明治大学広報戦略本部からの大学紹介~知られざる明治大学の今~」と題して、江津英昭広報課長が登壇し、明治大学が力を入れている国際化の取り組みと奨学金制度などを中心に大学の現状を紹介した。さらに、明治大学日本語教育センター長でもある山田亨文学部准教授による「『グローバル教育』を見つめなおす:高等教育の現場から」と題した講演も行われた。

その後、教育現場でのさまざまなテーマを基にした5つの分科会が催され、現役教員による発表や参加者との活発な議論が行われた。

参加者アンケートでは、「国際化や奨学金の充実度については、まだ教員や生徒・保護者に伝わっていない。ぜひ広く発信していただきたい」「新たな授業づくりを考えるヒントになった」といった意見が寄せられるなど、有意義な機会となった様子だった。