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情報コミュニケーション学部・ジェンダーセンターが講演会「社会的コンフリクトとしての持続可能性」

講演するネッケル教授

情報コミュニケーション学部・ジェンダーセンター(センター長=牛尾奈緒美情報コミュニケーション学部教授)は、11月7日、駿河台キャンパス・グローバルフロントにて、講演会「社会的コンフリクトとしての持続可能性」を開催し、情報コミュニケーション学部生など約50人が参加した。

この講演会は、国際的な広がりを見せる社会の持続可能性の取り組みの中で焦点となる社会的承認をテーマに、独・ハンブルク大学のジークハルト・ネッケル教授を招いて行われた。司会・コーディネーターとして、同センターの副センター長である宮本真也情報コミュニケーション学部教授と東京大学大学院の出口剛司教授が登壇し、中央大学の横山陸准教授による逐次通訳で実施された。

ネッケル教授は経済社会学、不平等研究、持続可能性の社会学、感情社会学など幅広い分野と、現代の資本主義分析を専門とする。今回は、現代社会における多様化する生活実践の在り方がどのような位置づけや承認をされているのかということなどが説明された。さらに、それらが場合によっては社会的なコンフリクト(論争・争い・衝突)のきっかけとなっているのかなどについて、SDGsの目標のいくつかと関連づけながら議論された。

参加者アンケートでは、「環境保護やSDGsに対して分かりにくかった点が、今回の講演を通して明確になり言語化できそう」といったコメントが寄せられた。