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情報コミュニケーション学部-凸版印刷㈱との産学連携型授業を実施

講師の凸版印刷㈱社員に質問する学生 最終発表の様子

情報コミュニケーション学部生38人が受講する産学連携型授業『インターンシップ』(担当=横田貴之情報コミュニケーション学部准教授)の最終授業が11月9日に実施され、凸版印刷㈱のデジタルマーケティングセンター長など同社社員に向けたプレゼンテーション発表が行われた。

この講座では、同社の情報コミュニケーション事業本部でデジタルマーケティングを手掛ける社員を講師に迎え、最先端のデジタルマーケティング理論の学習と、実践的なテーマでのグループディスカッションなどを7週にわたって行ってきた。講師は各回のテーマごとに複数派遣され、受講者が社会人の多様なキャリアや価値観に触れ、対話を通じて就業意識を高めることにつながった。さらに、「情報」は情報コミュニケーション学部と同社が目指すカリキュラム・事業の主柱であり、両者の協力による授業を通じた、新たな知の発見や視座の獲得を目指して講座実施に至った。

最終発表では、受講者は8組のグループに分かれ、同社社員の立場に立ち、デジタルサービスの販売促進案を提案。各組の発表に対して講師から手厚いフィードバックが行われた。

講座全体をコーディネートした同社の荻野泰伸氏は、「実ビジネスに即した内容で、決して易しくなかったと思うが、学生の理解度やアウトプットの高さには驚かされた。受講がキャリア考察の一助となり、『職業としてのマーケティング』の魅力を感じてもらえれば」とコメントした。また、受講者の島村豪さん(3年)は、「毎週切り口の異なるワークに挑むことで、自らの興味・関心の再認識につながった。将来、デジタルマーケティングに携わりたいと強く感じた」と授業を振り返った。