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連合父母会 2023年度「事業計画」骨子案を策定

明治大学連合父母会(御子柴嘉穂里会長)は11月12日、対面とオンラインのハイブリッド方式で会長会議を開催。2023年度の事業計画骨子案を策定した。

開会に先立ち、あいさつした連合父母会名誉会長の大六野耕作学長は、野球部をはじめスケート部、射撃部、ソフトテニス部、ラグビー部など多くの部が好成績を残したことを報告し、多くの応援に謝意を示した。さらに、「来年度の父母会総会・父母懇談会では、なるべく多くの地区の父母会へ伺いたい」と意気込みを語った。

続いてあいさつした青野覚教務担当常勤理事は、学生への効果的な教育には家庭の協力が必要だとした上で、「大学は学生に誠実な人格を持った社会人になってほしいと考えている。教育の観点からも積極的なご協力をいただきたい」と呼びかけた。

2023年度「事業計画」骨子案(抜粋)

Ⅰ 連合父母会の事業

1 父母懇談会

各地区父母会総会に併催して実施することを要望する。新型コロナウイルス感染症の影響やデジタルの実装を踏まえ、2022年度のスタイルを基軸とした実施を大学へ依頼する。また、懇親会に代わるものとして、首都圏地区は学生パフォーマンス、地方地区では講演会などを検討する。

2 広報事業

連合父母会ホームページを情報基盤として、大学が発行する「明治大学広報」や広報誌『明治』、父母会冊子『暁の鐘』や「連合父母会LINE」、連合父母会YouTubeチャンネルとの連動性を高め、「大学と父母の架け橋」事業をアップデートしていく。また、スマートフォンからの閲覧を踏まえた情報発信や動画コンテンツの充実を図る。

3 卒業記念品

例年と同じく2023年3月卒業予定の学生へ卒業記念品を贈呈する。

4 学生支援

大学の公認団体・サークルの課外活動、大学および各学部・ゼミナール協議会等が主催する一般学生対象の行事や、国際連携部が主催・共催する外国人留学生の活動に対し助成する。

また、学生を顕彰する取り組みとして、公認会計士試験合格等の顕著な功績を挙げた学生には「教育振興賞」を、各学部2年の課程を修了した学生で学業成績優秀者には「学部長奨励賞」を贈り顕彰する。

日本人学生が海外に留学する場合の助成として、留学経費の一部として、安全・安心に関わる留学保険経費の助成を引き続き行う。

5 教育・研究の後援

学生を対象とするシェイクスピアプロジェクトや校歌プロジェクトなど、教育および研究の取り組みを支援する。2025年3月に竣工する生田キャンパスの第二中央校舎への支援について大学と相談する。

Ⅱ 連合父母会の運営

1 地区運営費

明治大学連合父母会地区交付金に関する規定に基づき、各地区父母会の地区運営費、父母懇談会会場費、地区父母会活動助成費、父母懇談会会場補助費、地域父母会活動助成費を交付および助成する。

2 父母交流会

2023年11月26日㈰に駿河台キャンパスで開催する。対象地区は西日本34地区。

3 会議

会長会議は、海外父母会の会長も交えて、2023年5月と7月に駿河台キャンパスで開催する。役員会は例年通り年3回開催とし、5月の会長会議前日・7月の会長会議前日・11月とする。

4 連合父母会50周年に向けて

2024年度に連合父母会50周年を迎えるに当たり「連合父母会50周年委員会」を設置。低金利時代による10億円奨学基金の再検討などの審議を依頼する。

Ⅲ 連合父母会奨学金

在学中に主たる家計支持者が死亡した学生に給付する「連合父母会特別給付奨学金」(文系:40万円、理系:70万円)。GPAが2.20以上かつ経済的理由により修学が困難な学部生に給付する一人当たり25万円、最大100人までの「連合父母会一般給付奨学金」については、拡充された国の奨学事業などの採用状況も精査して継続検討する。