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国際日本学研究科で10周年記念シンポジウム「国際日本学で拓く」

閉会のあいさつに立つ宮本研究科長 歴代研究科長による対談「研究科のはじまりと今」

大学院国際日本学研究科は11月5日、開設10周年記念シンポジウム「国際日本学で拓く」を、中野キャンパスで開催した。

シンポジウムは、専攻主任の大矢政徳教授による開会のあいさつの後、大六野耕作学長によるメッセージ動画が会場に放映された。大六野学長は「140年を超える歴史を持つ明治大学の中ではまだ若い組織。伸び盛りの国際日本学研究科が大学院の教育研究活動の先陣を切ってほしい」と期待を込めた。

次に、宮本大人国際日本学研究科長が司会を務め、元国際日本学部教授で開設時に研究科長を務めた長谷川文雄氏と前研究科長の田中牧郎教授が登壇し、歴代研究科長による対談「研究科のはじまりと今」が実施された。続いて、鵜戸聡准教授による特別講演「『世界』は天下か万国か:『世界文学』と英語帝国」が行われ、コメンテーターを務める大矢教授と小谷瑛輔准教授がそれぞれの見地から意見を述べた。対談、特別講演ともに、会場からも意見や質問が飛び交い、熱い議論が展開された。

最後に宮本研究科長があいさつに立ち、「研究科としてまだ課題がある中で、変わるべきところ、伸ばすべきところがある。今後も皆さまにご協力いただきながら成長していきたい」と抱負を述べ、大きな拍手が送られる中、閉会となった。