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トヨタ自動車 新郷氏が来校—理系学生向け講演会

新郷氏、先輩明大生を囲んで「M」ポーズ 講演する新郷氏 車両展示の様子(右が国内初展示となった新型プリウス)

2022年12月6日に、生田キャンパスで講演会が開催され、トヨタ自動車㈱のトヨタコンパクトカーカンパニー プレジデントの新郷和晃氏が講演した。これは、明治大学とトヨタ自動車が共催、雄弁部が協力して企画されたもので、主に理系の学生へのキャリア教育の一環として実現した。

講演は「モビリティ産業が描く未来と広がる人の可能性」と題して行われ、新郷氏は、同社の事業や魅力とともに、カーボンニュートラルの実現に向けた技術や取り組みなどを紹介した。さらに、学生からの質疑応答にも熱心に回答し、「大学生である時間は今しかなく、勉強や遊び、社会見聞を広めることに活用し、一期一会の精神を大切に」とアドバイスを送った。

講演に続いて、「トヨタ社員の実態に迫る!~明大生から見たトヨタ社員像は本当!?~」と題したパネルディスカッションが行われた。雄弁部の倉持太介さん(政治経済学部4年)が司会を務め、同社で働く明治大学の理系学部出身の卒業生4人が登壇。「学生時代の経験が今の仕事に生かされているか?」や「入社後に感じたギャップは?」など、事前に寄せられた質問を話題に、さまざまな部門で活躍する先輩明大生から職場の様子が語られた。

参加者アンケートでは、「先輩方の話を聞き、自分も夢中になれることを大学生活の中で見つけたいと思った」「チームで働く、挑戦の姿勢を重視するなど、素晴らしい会社だと感じた。学ぶことが多い講演会だった」などといった感想が寄せられ、貴重な機会となった。

講演会実施に伴い、キャンパス内で同社の車両展示も行われた。国内では初展示となった新型プリウスなどが展示され、講演会の参加者のみならず通りがかった学生らも足を止め、開発担当者から話を聞いたり、写真を撮ったりするなど盛況だった。